2009年 10月 26日
冬時間の始まり
冬時間になると日が短くなってイタリア人は元気がなくなるけど、ヴェネツィアの街は更に美しく、更にヴェネツィアらしくなる気がする。
私はもともと引きこもるの好きだし、遠慮せずに編み物ができるので一番好きな季節の到来である。
マニン広場の毛糸屋さんでウールのツイードヤーンを選ぶ♪シンプルな大人っぽい素材の子ども服が好き。プーさん服とか嫌い。プーさんは嫌いじゃないけど。
子ども達は粘土を引っ張り出して、とりを作成中。
卵がいっぱいねー!
と言ったら「もっと卵を作りたい」らしい。気の済むまで作っておくれ。子沢山なとり。
夕方、ノンナが栗を焼いてくれる。(イタリアでは栗は焼く)キッチンから栗のぱちぱち弾ける音、ぷーんと香ばしい匂いがすると、大人も子ども、もうみんな待ちきれない。みんなであちち!と言いながらせっせと皮を剥いて食べる。冬時間は家族が寄り添う時間でもある。
ちょっと風邪気味で・・・と話したら、義妹が赤ワインとシナモン、レモンの皮、蜂蜜で熱々のブルレ(ホットワイン)を作ってくれた。ワインの国ならではの民間療法でしょう?
ただし口当たりがよいので、酒飲みーの私には注意が必要である。
by ayusham
| 2009-10-26 19:11
| 日記