極東映画祭2017その2



「豬太狼的夏天 Mr Zhu's Summer」☆☆☆
中国の小学校の金八先生。熱血先生を救うために子供達の頑張りが可愛い。国家体制の違う隣国がぐっと身近に感じた。分かりやすい普通語での小学校授業風景もあり、中国語学習者にはお勧め。



「解氷 Bluebeard」☆☆
韓国のシリアルキラー作品。二つの異なる現実が並行して進行していく。上映後、友人達と誰が犯人でどういう流れだったかまとめてみたが、すっきりしない部分が多くう~ん、これは観なければよかった。



「オーバー・フェンス」☆☆☆☆
山下敦弘監督作品。函館の職業訓練校に通う人達とその家族を取り巻く物語。どこにでもいそうな隣人の、どこにでもありそうなストーリーが一番面白い。「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」が好きな人はこの作品も楽しめるだろう。山下監督は今回3作品出しているので、期待が高まった。

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「リアリズムの宿」☆☆☆☆☆
山下監督24歳の時の作品。成り行きで出会ってしまった男女3人のアテのないロード・ムービー。正体不明の女子高生役を演じたのは尾野真千子。
星五つのB級映画。こんな作品がイタリアの古都で上映されるなんて感無量である!
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# by ayusham | 2017-04-26 18:39 | 本・シネマ | Comments(0)

極東映画祭2017その1

今年もウーディネ極東映画祭!
こちらの人と一緒に、これだけアジアの大衆映画を楽しめる機会はありません。



「裏切りの街」☆☆☆☆
パートナーを裏切ったと思ったら裏切られていた、だから、まあ...いいか、いいのか?
日本人特有の間を読むコミュニケーションがよく描かれていた。
出張中のパートナーを持つ友人達と、上映後「知らないでいた方がいい事実もある」と言い笑う。



「聖の青春」☆☆☆☆
29歳で早逝した棋士、村山聖の生涯を描いたノンフィクション。
トークショーに松山ケンイチ。役作りの為に20㎏増量。彼のストイックな役作りに感銘を受けた。



「彼らが本気で編む時は」☆☆☆☆
LGBTの家族や隣人をテーマにした作品。若い人達と一緒に観たい映画だ。
(今の時代、日本でLGBTの人がこんなにも「分かりやすく」いじめや差別に遭っているかなとも思うが、それくらい今まで扱われてこなかったテーマだと考えれば評価されるべきだろう。)



「六弄咖啡館 At Cafe 6」☆☆☆
台湾青春ドラマ。台湾人俳優の林柏宏が格好よくてきゅんきゅん!これから彼はビッグになるに違いない。
個人的には、台湾ドラマにも中国の普通語が入ってきてるのが勿体ないなと感じた。
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# by ayusham | 2017-04-25 00:23 | 本・シネマ | Comments(0)

塔2017年3月号作品2欄評

特売のゴキブリハウスあきまへん皆さんぞろぞろ出ていかはるよ 小山美保子P67

職場で陰口を言うなと、男性上司から(であろう)の御達しがあったことに続く歌。お喋りしながらでも、いやお喋りしてこそはかどる仕事、お喋りなしでは心身を壊す仕事だって世の中にはある。現場を知らない男性上司こそ、特売のゴキブリハウスなのだ。あきまへん、いかはるよ、は関西の言葉だろうか。あの虫が大嫌いな私にも、関西の言葉は南伊の女の放つ言葉のように清々しく逞しく響く。


ユニクロで買ひしミッキーのTシャツは幾度着ても思ひ出のなく 香西柚茉P81

リシマキアの苗を買って帰宅する頃にはその名前を忘れ、肉じゃがの作り方さえグーグルに問い、ああ東京暮らしのなんて目まぐるしいことか。なんの思い入れもなく購入して、思い出さえも残さないTシャツの一枚もあるのだろう。印象を詠う歌が圧倒的に多い中で、その逆を詠んでいるのが新鮮だ。


海側の旧線という言葉さえ思い出さねば見る夜の海 横田竜巳P150

常磐線再開に伴う代行バス廃止を詠んだ歌。常磐線再開は被災地にとっての悲願であったが、5年半という代行バス期間にも日々の生活はあった。被災地の海岸線を代行バスで走る時、海ではなく、あの津波が来なければ旧線とそこに続くはずだった暮らしを眺める。「歌詠みが歌に残しておかねば」という思いに深く感謝したい。

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# by ayusham | 2017-04-18 05:15 | 歌評 | Comments(0)

ムラノ島ガラスミュージアム

フェイスブックの「XX年前の今日」という機能で、偶然にも2年前の今日もムラノ島ガラスミュージアムに来ていたことが分かった。

学生時代バイトさせてもらっていたギャラリーのオーナーに挨拶をしてから、いざガラスミュージアムへ。

ムラノガラスの製作過程を説明する部屋が新しくできていて、現代ガラス作品は新しくなっていた。

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学芸員さんが日本人作家の作品もあるわよ、と案内してくれた。
ミシマ・リツエ 作
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ヨシダ・キミコ 作
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桜、うつくしい
この作品は帰宅してからもずっと私の心に残って、泣きそうだ
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庭へ出てみる。
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シェスタする海月...(作品名を考えてみるなど)
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歴史的建造物とモダンアート、有機物と無機物、西の世界と東の世界の組み合わせがヴェネツィアらしい空間であった。



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# by ayusham | 2017-04-17 20:59 | 日々のこと | Comments(2)

イースターバニー

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イースターバニーは異教徒の私にもちゃんと春を連れて来た
連れて来なかったら丸焼きにして食うつもりだった
去年のイースターはある問題に本当に悩んでいたが
バスに揺られながら、去年からしっかりと一年が過ぎたことを実感した


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# by ayusham | 2017-04-13 06:02 | 日々のこと | Comments(0)